第3回経営問題交流会を4月26日夜、赤羽会館で行いました。今回は「生き抜くための金融対策第2弾」として「実体験に学ぶ 銀行融資・カードローンの返済対処法」というテーマで開き22人が参加。「虹の会」に参加して学びながら、特定調停や過払い返還訴訟などにとりくんだ民商会員が出席し、自らの経験を報告
しました。
交流会では、冒頭、北区民商の経営金融対策部長を務める鳥居峰夫副会長が「中小企業を取り巻く金融環境と民商のたたかい」と題して報告しました。
報告で鳥居副会長は、現在の高金利社会は政府が政策として進めてきた結果であり、このうえさらに民間金融機関のライバルとなる政府系金融機関の統合・縮小・廃止問題が進められ、中小業者にとっては厳しい金融環境が作られていることを指摘。
つづいて商工ローンのあくどい貸付で苦しむなかで民商に出会い、虹の会に参加しながら特定調停の手続きを通して債権放棄をさせた会員の体験や、商工ローンなどから利息制限法を超えた不当な高金利を過払い返還訴訟を通じてほぼ全額とりかえした会員の体験が報告されました。